樋口清輝選手の母校である阿蘇北中学校は、今年創立50周年を迎えたが、今回、その記念事業として、シドニー五輪に出場した樋口選手の記念講演が行われた。

「一歩前に出る勇気」と題して、日本人としては初となる高校テコンドー留学での厳しい練習、日本との文化、風習の違いなどを乗り越えながらも、シドニー五輪への出場を果たしたことや、母校での剣道部での思い出等を語った。講演の最後には、樋口選手、阿蘇の道場生によるテコンドー演武が行われ、約90分の講演会は無事終了した。