今年の全日本ジュニア選手権大会は、昨年と同じく長野県松本市で開催されたが、県協会からは、選抜された24名の過去最多の選手が出場、中学生フェザー級で、廣田翔栄選手が、昨年のバンタム級での優勝に続き、今回フェザー級で優勝し、2大会連続の優勝を飾った。

1週間前に、韓国大邱市で開催された国際チルドレンゲームでは、初戦で完敗したが、それをバネに、見事優勝を手にした。また、小学5年重量級で住大翔選手(阿蘇)、小学6年女子で米田優選手（阿蘇）は、昨年に続く準優勝、また、小学4年女子で、野田里香子選手が、同じく準優勝、小学6年女子で山本悠菜選手も健闘し3位入賞を飾った。

今回、400名を超える選手の中、上位へ勝ち上がることが、難しい状況の中、良く健闘したと言えるが、全国のレベルは一段と上がって来ており、同じ九州でも、ロンドンオリンピックに出場する濱田真由選手の地元、佐賀県のジュニア選手も数名、優勝するなど県選手のこれからの更なる強化が望まれる。

優勝	中学生男子フェザー級　　廣田　翔栄（出水中学校3年）
	1回戦　OGATA　JHORDAN（愛知）　13-0
	2回戦　成願　斗麻（大阪）　3-0
	準決勝　生熊　柊斗（愛知）　5-1
	決勝　若井　奎太（愛知）　20-9
2位	小学6年女子　　米田　優（宮地小学校6年）
	1回戦　杉山　友香（茨城）　12-0
	2回戦　松井　悠（山梨）　5-1
	準決勝　松下　友（大阪）　2-1
	決勝　平林　霞（長崎）　0-1
2位	小学5年男子　重量級　　住　大翔（宮地小学校5年）
	1回戦　鈴木　空太（茨城）　8-6
	2回戦　原田　直樹（愛知）　　1-0
	準決勝　瀧本　一斗（香川）　　14-4
	決勝　徳島　悠生（佐賀）　　3-5
2位	小学4年女子　　野田　里香子（益城中央小学校4年）
	1回戦　芹澤　美郁（神奈川）　10-4
	準決勝　寒河江　凛（宮城）　　10-0
	決勝　村上　智奈（神奈川）　4-7
3位	小学6年女子　　山本　悠菜（碧水小学校6年）
	1回戦　森本　真央（愛知）　13-4
	2回戦　吉田　沙季（栃木）　11-0
	3回戦　八木　美里（神奈川）　14-1
	準決勝　平林　霞（長崎）　0-5